リス・キャリ!プロジェクトのご紹介
リス・キャリ!プロジェクトは女性の再就職支援です。
弊社の女性活躍推進における事業には2つの柱があります。
1つは、すでに組織で仕事をしている女性活躍をサポートするための事業。
もう1つは、女性の再就職(採用)をサポートする事業。
リス・キャリ!プロジェクトは後者の事業です。
2014年6月に発表された成長戦略(改訂版)では「女性の活躍推進」として
2020年までに
(1)女性の就業率(25歳~44歳)を73%に引き上げる、
(2)企業などで指導的地位に占める女性の割合を30%程度にする。という政策目標を
掲げています。
そして、今年8月に成立した女性活躍推進法では、国・自治体・一般事業主
(常時雇用する労働者が301人以上)に対して義務づけた取り組みの1つに
採用した労働者(中途採用含む)に占める女性労働者の割合を把握・分析することが含まれています。
(300人以下は努力義務)
日本の女性の労働力率(※1)はM字型カーブと言われています。
下図を見ていただくと、ちょうど35~39歳のあたりが谷になっています。
そして、「25~29歳」が左のピーク、「45~49歳」が右のピークというM字になっています。
これは、仕事をしていた女性が出産を機に一旦労働市場から離れ,育児がひと段落したあたりに
再び労働市場に戻るという動きを示しているのです。
(徐々にM字の谷は浅くなり、底が右側に移動しています。これは女性の就業継続による解消も
あるのですが、非婚化・晩婚化・晩産化が影響しているためでもあります。)
図1
子育て期の女性は、末子が小学生になるころから、再び就業する女性が増えてきます。
それが、右側の山になる年齢層です。
ただ、一旦仕事を離れ、その期間が長ければ長いほど、再び就労するハードルが高くなります。
特にビジネスの現場は変化が激しく、多くの企業ではマンパワーも不足している状況で復帰のための
フォローには、なかなか手が回らないのが現状です。
また、女性も久々の仕事に不安を感じていたり、就活をしていてもブランクを理由になかなか採用に
至らないという悩みを持っています。
働く意欲のある人がいて、人材を必要としている企業がある。にも関わらず、
双方が結びつかないという矛盾を解決したいという想いでリス・キャリ!を立ち上げました。
もちろん、未婚・既婚、子どもがいる・いないは関係なく、
すべての女性の再就職をサポートさせていただきます。
(研修は、企業・自治体など法人様からのご依頼のみ承ります。)
そして、明るい気持ちで新たなスタートをきって欲しいという願いから
リス・キャリ(商標登録出願中)というオリジナルキャラクターを使い親しみをもっていただけように
いたしました。
ぜひ、リス・キャリ!プロジェクトが、皆さまのお役に立てましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
詳しくは当ホームページをご覧ください。
※1労働力率・・・労働力人口比率ともいわれる。生産年齢人口に対する労働力人口の比率。
労働力人口は、就業者+完全失業者